旅立ち(ツーリング1日目)
2003年8月30日 観光や旅 さぁ、北の大地へと続くロングツーリングの始まりだ。無計画の放浪…、望むべくしてそうなったわけではないが、とにかくそうなった。往復のフェリーのチケット以外は全くの白紙。夕方6時に出発。夕焼けが見え、天気は良好。そう思ったのだが、本当にむかつく。またまたまたまたまた天気予報が嘘をついた。降水確率10パーセントって言ったじゃん!!!!出発10分後にぽつぽつ降り始めた。これくらいならすぐに止むだろうと思ってカッパを着なかったが保津峡駅(R9はラッシュだから避けて保津峡越えをしたのだ)で耐え切れずに着た。それからあっという間に土砂降り。くねくね道は霧で良く見えないし、日は沈んで真っ暗になるし、雨がひどくてメットのシールドはすぐに見えなくなるし、走りはかなり最悪に近い状態だった。降水確率10パーセントなんだし、すぐに止むに違いないと信じてそれでも走りつづけた。R9に合流し北上。しかし雨はひどくなるばかり。R27に差し掛かる時には靴の中は水溜り。気分最悪。ライダー用の厚いカッパを着ているのに、雨粒が大きすぎて体中が痛かった。こんなにひどい雨の中で走ったことはない。あまりの悪条件に2回ほど転倒しそうになった。綾部市に近づく頃には道は冠水していた。自分のバイクがはねる水が自分の腰に届く凄まじさだ。大嘘こきやがって!天気予報士をぎたぎたにしてやりたいと心底思った。これは許せない!22時に舞鶴に到着するまでほんの一分でも止むことはなく、大雨はただただ絶え間なく降りつづけた。これまた業腹なんだけど、舞鶴前島埠頭で乗船手続きをして10分くらいすると雨はやんだ。やるせない。どこに怒りをぶつけたらよいのか。フェリーに乗船してからびしょ濡れの服を洗濯機と乾燥機にかけて、風呂に入り体を温めた。土砂降りの中の激走は体力を奪ったらしく、それから来る疲れが眠りを誘った。
コメント