開戦前夜

11時起床。
ひどく腹が減っていたので近所のテンイチに入ってラーメンを食べた。
特においしいというわけじゃあないんだけど胃が本能が求めるんだよねぇ。

夕方から明日の卒論口頭試問に向けての勉強をしていた。
というのも論文を読んだりして
自分の卒論の足らなかったところを口述で補うためだ。
論文もある程度読み終え、さぁて我が論文を読みますか！
と張り切ってパソコンを立ち上げたところ、
すぐに何かの違反だということで強制終了されてしまった。
なんじゃこりゃ、ともう一度トライ！
すると最初のメーカーのロゴ表示さえされない始末…。
うわぁ、やってもうた！
自分の論文が読めない。
これは致命的！
自分が何を書いたかも覚えていないのに
教授の攻撃に耐えねばならんというのだ。
これは本当にヤバイ。
水でもこぼしたんかなと不安になりすぐにパソコンを分解しだした。
トランジスタとかついてる基盤は
メカオンチなんで恐ろしゅうて触らなかったけど、
色んな部品を取り出しては水発見！大量の埃発見！
と一人ミクロの探検隊になってたわ。
2時間くらいの努力の結果、パソコンは無事立ち上がるようになった。
よっしゃあ！気合を入れて卒論をプリントアウト。
あ、でもここちょっと修正しようかな
とキーボードを触ったが悲劇の始まりだった。
例えば「j」のキーを押すと「j」+「、」の効果。
「n」=「home」+「n」、
「m」=「PageDown」+「m」などなど
数十種類に渡る不可思議な公式が出来あがっているではないか！
だからローマ字入力で「な」を打つときは「n」+「a」で済むところが、
僕のパソコンでは「n」を打った瞬間にその行の先頭に行ってしまい
さらに「n」の前に「a」、つまり「あ」が表示されるわけよ。
もうむちゃくちゃでデリートキーも「6」の表示で
バックスペースキーのみは普通に動くとかうんざり。
パソコンのことは諦めてさっさと卒論の勉強をするのであった。

そんなわけで徹夜なり。