後輩

目覚まし時計5連発にも気づかず、よーく寝ていました。
起床は15時。それから大学へ。
18時半にK泉君と会うことになっていたから
図書館で勉強していました。

久しぶりに会う彼は眼鏡だとか外見の変化で
しばらく気づきませんでした。
数えるほどしか会っていないからでしょうか。
不必要なくらいに饒舌になる自分がいました。
それがために滑稽に見えても、僕の一面には変わりないわけで、
喋りつづけ時折質問をぶつけていました。
移動手段がないから、バイクにタンデムさせカフェレストランへ移動し
サークルや史学についての会話をしました。
Lunch（夕食でも量などによってはLunchですよね？）で
お腹いっぱいになった僕に対して、彼はペロリと平らげました。

今回の食事は試験情報を教えてくれたお礼というアホな名目でしたが、
彼と交流を深める目的でした。
そういうわけで本日はおごりでした。
試験情報自体は聞かなくても何とかなったでしょう。
でも理由もなしに長々とメールをする間柄でもなかったのです。
試験を口実にメールしましたね。
僕はそこらへん男女関係なくメールや電話をするし、会いもします。
彼女がいるくせに女友達と遊ぶ軽い奴と思われることも時々ありますが
主義は変えたくありません。
更に彼女にも男友達と遊ぶことを禁止していませんから。
禁止することによっての安心感はあるかもしれませんが、
その結果人間の幅が狭くなった二人では楽しくないと考えています。
だからお互い束縛はしたくありません。
それに加えて適度な距離をとった付き合いが好きなんですよ、僕は。

K泉君の胃袋は余裕がありそうで、
まだ話がしたかったから、はしごをしました。
バイクで北山のケーキ屋さんへ移動。
そこでまた小1時間話し込むのでした。

男二人でケーキなんてバカみたいで面白くありませんか？
僕が彼女や女友達と居る時だったら、思わず観察してしまいますよ。
僕は決して男色じゃありませんが
誰々とならバカできるというのがあります。
その共通項は何故か同い年以下です。
先輩とでは信頼する間柄でもなぜだか気持ち悪いのです。
先輩となら気持ち悪くて恥ずかしくてケーキ屋に入れません。
過去を思い返してみると、
年上とは同じ部屋に寝るのもなんだか落ち着きません。
それに対して同年代以下とは同じ部屋でも大丈夫です。
これはバカ話ですが酔っ払ったり疲れ果てたりで
男数人でコタツやベッドで寝たことが数度あります。
想像すると少し気持ち悪いですが、
その中に年上がいないことが救いのように感じる自分がいます。
好んで泊めるわけでもないですが、
自分の部屋に泊めた男は年下ばかりです。