直感

［秘密メモ］みづ、ウィステリアさん
今日も早起き。
さて今日は何をしたろうかしらん。
中国書が欲しいから大阪の東方書店に行こう！
そう思って準備したけど一応ウェブで調べとくか…、どれどれ第2土曜日は閉店。
あぶなかった。
無駄な時間と交通費を使うところであった！

ここんところ一人遊びが多いから誰か誘ってみるか。
サークルの後輩たちにメール一斉送信。
みーんな、忙しくてNG。
僕は計画性に乏しいから思い立った時すぐ誘う。
だからよく断られる。
マイペースなんですわ。
でも誘われたらあんまり断っていないつもりだけども。
唯一電話をかけてきてくれたTYと昼ご飯を食べることになった。
ビートルズと呼ばれるお店があるんだけど、そこに行ってみると臨時休業だった。
仕方なくサークルでよく行った定食屋に。
彼は公務員試験の勉強ばかりで閉じこもっているから、陽に当たると目をぱちぱちさせていた。
卒業式の日も忘れるほどだったし、
昨日・卒業証書もいいかげんに取りに来なさいと電話をもらったほど。
まぁ、よくやるわ。
公務員といっても幅広いけど僕はどの公務員にも興味が持てない。
一時期自衛隊はなくもなかったけど。

TYと分かれてブックオフとか新古本屋巡りをした。
バイクで移動すること合計40キロくらい。
街乗りは無礼な運転と飛び出しに気をつけるから精神力は使うけど、
テクニックは使うこともないから楽だ。
宇治市あたりを走っていると突然K泉君からメール。
晩ご飯僕たちと一緒しませんか？と。
僕たちっていうのはK泉くんとH水さんの二人。
サークルが6時に終わると聞き京都駅へ直行。
国道24号線をかっ飛ばした。

待ち合わせは6時半に変わったけど彼らと落ち合った。
彼らに意見を尋ねながらも僕の独断でお店を決定。
優柔不断や遠慮がある人の場合押し切ってしまった方がその人のためになることもある。
今回はそれに当たらないけど女性とのデートでは使える手であります。
優柔不断と強引さを持ち合わせた僕だから、
そういった人の気持ちも分かっているつもりっていうのは傲慢かな。

K泉くんとH水さんはどちらも醸し出す雰囲気が好ましい。
彼らは嫌がるだろうけど、とってもかわいい。
控えめなところと素朴なところが心をくすぐる。
そしていい顔をしている。
思うのだけれど外見の骨格は変えることはできないけど
心から醸し出すものが人間の表情を決定する。
100パーセントではないけど、それはあると思う。
僕の想定するいい顔とは心奥からやって来るなにかが作り上げるもの。
僕が好きだと思える人間はいい顔をしている。
私の何を知ってるの！？
と言う人もいるけど顔を見て数回顔を合わせれば60〜70パーセントくらいは分かる。

まだ沈黙が平気な間柄ではないからともかく僕がしゃべりつづけた。
瞬間的にはアホに思われることを話していても、
少しずつ時間が蓄積していけば僕という人間を分かってくれるはず。
だから今は表面的にアホなことを話していてもいい。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

現在23時過ぎ。
でもこの部屋の気温は28・5度。
ちなみに窓を開けて換気扇も回しています。
夏に迫る勢いなんですけど…。