これを作家の甘えと言う
2004年6月10日 読書
片岡義男「彼のオートバイ、彼女の島2」角川書店1986年
前掲の続編じゃなくて別の物語です。
はっきり言ってしまおう。
読むに堪えない。
作家の自慰行為を見せられているようだ。
文学的価値がエンターテイメント小説としても低いだけのみならず、
マーケティングの成功を最初から見据えた安易な「前衛」っぷり。
もうアホか、と言うしかない。
固定ファンが買うのを分かっていて、全然冒険していないんだもの。
そうだ、映画にしてしまおう、というその場の思いつきを
無理やり作品化したようなかくもお粗末な作品を
出してしまった角川の編集者にも喝を入れてやりたい。
久しぶりにこんな怒りの湧くような駄作を読んでしまった。
これは、映画です。『彼のオートバイ、彼女の島』を原作に、原作者自身が一本の映画を想像のなかでつくり、想像のなかのスクリーンに実写したものを、そのまま描写したという、不思議なこころみです。上映開始のブザーが聴こえます。
前掲の続編じゃなくて別の物語です。
はっきり言ってしまおう。
読むに堪えない。
作家の自慰行為を見せられているようだ。
文学的価値がエンターテイメント小説としても低いだけのみならず、
マーケティングの成功を最初から見据えた安易な「前衛」っぷり。
もうアホか、と言うしかない。
固定ファンが買うのを分かっていて、全然冒険していないんだもの。
そうだ、映画にしてしまおう、というその場の思いつきを
無理やり作品化したようなかくもお粗末な作品を
出してしまった角川の編集者にも喝を入れてやりたい。
久しぶりにこんな怒りの湧くような駄作を読んでしまった。
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