だらしなかった

やってしまった！
寝坊。
あぁぁ、俺、バカだ。
すぐさま電話で謝る。
そして物凄いスピードで準備する。
洗顔、トイレ、コンタクト、着替え、荷造りと次々にこなし、
バイクに飛び乗ると一気に急加速、
制限速度の倍以上を市街地でぶっ飛ばした。
通常40分くらいかかるところを15分程度でこなした。

今日はアウトドアの日。
人里離れた田舎の綺麗な河原で七輪網焼きをした。
女の子二人と僕で。
とにかく会ってすぐから寝坊のことを謝りっぱなし。
彼女らは笑って許してくれたけど、自分自身が一番許せないや。

一人600円でお腹いっぱい食べることができた。
食べ物自体もおいしかったけど、やはり食べる場所ってやつが大事だ。
時間が流れるのを忘れるくらいにゆっくり過ごした。

京都市街に戻ると萩原朔太郎に由来するお店でお茶をして世間話。
そして別れた。
女友達って存在について思う、
異性としての関係性を持ちたいと全然思わないタイプであったとしても
やはり女性として魅力的な人間じゃないと友達にしたくない。

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深夜に2本の電話。
境遇は違うけれど、二人共に言いたい。
バカな話も真面目な話もしたな。
君はとても苦労をしてきたんだろう。
もしダメだったら…と何度思って生きてきただろう。
それでも前へ前へ進んできた。
ただそれだけでいいじゃないか。
僕は君に同情しない、頑張れとも言わない。
なぜなら僕自身そんなことを言える立場ではないし、
言ったところでどうなるというんだろう。
ただ本当に大事なことは忘れやしないし、
本気で念じたら手に入る。
最後に一言だけ言おう。
君が僕をどう思おうと、僕は君を見ている。