これは隘路へ至るのか
2004年7月10日 読書
町田康『屈辱ポンチ』文春文庫
鮮烈なデビューを飾った町田康。
筒井康隆と柄谷行人のおっさん達が面白いと言うんだから
強烈な後押しだったろうな。
でもこの作品は転換期を迎えているのだろうか
色々変化がうかがえる。
個人的にはあまり評価しないけれど。
ひょんなことから跋丸への復讐をすることになった「自分」と帆一。考えつく限りの嫌がらせを実行するものの、なぜかうまくいかない。無言電話、百枚の白紙ファックスを送るエスカレート戦術もうまくいかない。そんな二人の珍道中を独特の文体とリズムで描く表題作と「けものがれ、俺らの猿と」の二篇を収録。解説・保坂和志
鮮烈なデビューを飾った町田康。
筒井康隆と柄谷行人のおっさん達が面白いと言うんだから
強烈な後押しだったろうな。
でもこの作品は転換期を迎えているのだろうか
色々変化がうかがえる。
個人的にはあまり評価しないけれど。
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