われらラーメン男

あー。あー。
睡眠不足。
珍しく7時起き。

お昼にKとラーメンを食いに行った。
京都観光や京都グルメなどの情報誌に載るようなお店なのさ。
行列ができると聞いていたから2時過ぎに行ったんだけど
平日にもかかわらず店内は埋まっていた。
交通の便もすごく悪い場所にあるというのに。
味は前日に引き続き古き良き時代のものだ。
Kとはラーメン批評を語り合う関係なのだけれど味覚もぴたりと合う。
今回も意見が合致した。

ラーメンはしょうゆベースのとんこつしょうゆで
口の中が少しく気持ち悪いのでありコーヒーでも飲まへんかと俺問うた。
K、コーヒーは苦手、でも他の飲み物なら、と。
ここで言う「コーヒー」は
「ねーちゃん茶ぁでも飲みにいかへんか？」
の「茶ぁ」と同意であって解説すること自体野暮。
「茶ぁ」はコーヒーでも紅茶でもソフトドリンクでもなぁんでも良いのだ。
ね？分かるだろう？

俺の水冷4発がほえる。
ぎゅいーん。
男同士、金の無駄遣いはやめようね。
俺とKは迷わず味もしくは質ではなく量をとった。
しかるに水冷4発ファミレスに向かい、
店内には安いデザートとドリンクバーが待っておる。

Kとはプロ野球、高校野球、サッカー、プロレスのスポーツ話。
俺の就職と彼の放浪という来年度話。
文学、宗教、マンガ批評なんぞを語った。
帰ろうとし立ち上がると突然の狐の嫁入り。
あれあれ…、坐りなおしてまた語る。
そして夕暮れ。