なかなかうまくいかんね(第2回北海道ツーリング4日目)
2004年9月12日 観光や旅うん、よく寝た。
昨日は90分睡眠だったから旅先での9時起きもOK。
ぱぱっと荷造りをする。
オートバイの荷積みはちょっとした作業だ。
ちゃんとバランス良く積まないと走行中積荷を落下させることもあるからね。
ツーリング慣れしていない人間は行動がきびきびしていないからすぐ分かる。
で、肝心のツーリングだけど
本日は日本海オロロンライン(天塩〜稚内)が一番の楽しみ。
その一番の楽しみが一日の始まりにあるわけだ。
写真は去年ばちばち撮ったから今回は走りと景色をメインに楽しんだ。
写真は一枚も撮らないと決めて。
左に日本海、右にサロベツ原野。
ただただその風景が続いていく。
何もないこと自体が楽しい。
電柱もない。
電線もない。
ガードレールもない。
ただただ道路が直線的に延びていくだけだ。
日本海に浮かぶ利尻山(▲1721)がどんどんでっかくなってくる。
調子に乗ってめちゃくちゃスピード出してしまった。
ノシャップ岬。
壮年チャリダーとタクシー運転手に捕まって立ち話をした。
チャリダーさんは福留さんに似ていた。
運ちゃんは動物と車の飛び出しに注意しろ、と。
動物は四輪でも大破するから二輪じゃイチコロだろう。
運ちゃんによると北海道民は田舎者だから
車を運転させるとすぐ飛び出すらしい。
俺もそう思う。
札幌周辺くらいかな、田舎者っぽくない運転が多いのは。
でも札幌ナンバーが一番ガラ悪くて意地悪だと思う、北海道の中では。
でも基本的にはマナーは良い方だろう。
飛び出しも気付かずにしてしまうだけで、
西日本の分かっていて割り込む悪意の飛び出しに比べたらかわいいもんだ。
稚内市街で行きたいお店があった。
グルメ番組のラーメン紀行を観て行きたくなったお店。
ラーメン通の志村けんがそこそこ褒めていたからね。
稚内の市街地が狭いとはいっても小さなお店を探すのに20分近くかかった。
味は普通だったけど、オリジナリティもあり、女将さんとも話もでき、満足した。
宗谷岬。
ここはライダーが非常に多い。
ライダーは端っこ好きで、岬に行きたがる。
択捉島が返還されない現在、日本最北端だから物珍しさから人が集まる。
俺は意識したわけじゃないが、
日本最北のガソリンスタンドで給油したらしい。
なんで気付いたかというと証明書と記念品をもらったからさ。
今年は樺太を見に宗谷丘陵へ行かなかった。
代わりに宗谷岬の海水を触ってみた。
意外と暖かかった。
それよりびっくりしたのは海の底にびっしりと魚がいたこと。
オホーツク海側に出ると恐ろしく何にもない。
そして常時風が強く吹いている。
風速表示は4〜7m/sくらいだったか。
二輪で80〜100キロ出してて、その風はちょっと走りにくい。
猿払村で休憩。
ずっとハーレー兄ちゃんが追いかけてきているのは気付いていた。
駐車場は広いのにわざわざ隣に停めてくる。
ハーレー乗りは苦手だけど挨拶くらいしなきゃ、
そのように思い「こんにちは」と言うと目だけ合わせて無視された。
これだから大排気量のアメリカンは嫌いだ。
金のかかったアメリカン乗りはお高くとまってるし、
集団の中にいても自分のスタイルを崩さずに相手にばかり気を遣わせる。
魅力的な人間がスタイルを貫けば良いんだけど、
魅力的じゃない人間もすごくいっぱいいる。
些細なことだけど俺は不機嫌になった。
猿払から浜頓別へ向かう。
クッチャロ湖は何が良いのか分からないけど、ぼーっと過ごすには良かった。
浜頓別町に泊まろうと思っていたけど、目的のライダーハウスは潰れていた。
さぁ、大変だ。
日は暮れて気温は下がっていく。
20キロ離れた中頓別町のライダーハウスへ行くことにした。
そのライダーハウスは何が気に入らないってわけじゃないけれど、
何か落ち着かなかった。
そこを拠点に数ヶ月間北海道にいる常連ライダーオンリーの中、
一人ぽつんと坐っているから、何をして良いのか分からない。
常連さんは俺の分からない話題ばかりするし、
俺がそれを聞いても簡潔すぎる返答ばかりで話の膨らましようもない。
彼らにとっては家みたいにくつろぐ場所だから
知らない人間に気を遣うような面倒なことはあまりしたくないんだろう。
どの宿も常連さんは無職で俺よりも中途半端に年上が多い。
親父くらい年齢が離れてたり
30歳前後くらいの年上だったりすると何とかなるんだけど、
今夜は難しかった。
地元のエンデューロ・ライダー(断崖絶壁を登ったり越えたりするやつね)
が遊びに来てくれても、彼が本格的過ぎて何しゃべってるか分かんないし。
人間、違うこと自体を楽しめると便利なんだけど、理解不能はちと辛かった。
一人は一言も口利いてくれなかったな。
あとみんなエロい。
俺、全然フェミニストじゃないけど、
女性性を無視するほどの不潔な下ネタも嫌いだし、
どうしてそこまで露骨なエロが好きになれるか、
中学生くらいから同性に対して純粋に疑問。
本日は日曜日ということで札幌ナンバーなど北海道ライダーも多かった。
タンデムしているのも地元ライダーだろう。
後ろに乗っている女の子まで手を振ってくれるんだけど、
ちょっと寂しくなるから複雑な気分だ。
昨日は90分睡眠だったから旅先での9時起きもOK。
ぱぱっと荷造りをする。
オートバイの荷積みはちょっとした作業だ。
ちゃんとバランス良く積まないと走行中積荷を落下させることもあるからね。
ツーリング慣れしていない人間は行動がきびきびしていないからすぐ分かる。
で、肝心のツーリングだけど
本日は日本海オロロンライン(天塩〜稚内)が一番の楽しみ。
その一番の楽しみが一日の始まりにあるわけだ。
写真は去年ばちばち撮ったから今回は走りと景色をメインに楽しんだ。
写真は一枚も撮らないと決めて。
左に日本海、右にサロベツ原野。
ただただその風景が続いていく。
何もないこと自体が楽しい。
電柱もない。
電線もない。
ガードレールもない。
ただただ道路が直線的に延びていくだけだ。
日本海に浮かぶ利尻山(▲1721)がどんどんでっかくなってくる。
調子に乗ってめちゃくちゃスピード出してしまった。
ノシャップ岬。
壮年チャリダーとタクシー運転手に捕まって立ち話をした。
チャリダーさんは福留さんに似ていた。
運ちゃんは動物と車の飛び出しに注意しろ、と。
動物は四輪でも大破するから二輪じゃイチコロだろう。
運ちゃんによると北海道民は田舎者だから
車を運転させるとすぐ飛び出すらしい。
俺もそう思う。
札幌周辺くらいかな、田舎者っぽくない運転が多いのは。
でも札幌ナンバーが一番ガラ悪くて意地悪だと思う、北海道の中では。
でも基本的にはマナーは良い方だろう。
飛び出しも気付かずにしてしまうだけで、
西日本の分かっていて割り込む悪意の飛び出しに比べたらかわいいもんだ。
稚内市街で行きたいお店があった。
グルメ番組のラーメン紀行を観て行きたくなったお店。
ラーメン通の志村けんがそこそこ褒めていたからね。
稚内の市街地が狭いとはいっても小さなお店を探すのに20分近くかかった。
味は普通だったけど、オリジナリティもあり、女将さんとも話もでき、満足した。
宗谷岬。
ここはライダーが非常に多い。
ライダーは端っこ好きで、岬に行きたがる。
択捉島が返還されない現在、日本最北端だから物珍しさから人が集まる。
俺は意識したわけじゃないが、
日本最北のガソリンスタンドで給油したらしい。
なんで気付いたかというと証明書と記念品をもらったからさ。
今年は樺太を見に宗谷丘陵へ行かなかった。
代わりに宗谷岬の海水を触ってみた。
意外と暖かかった。
それよりびっくりしたのは海の底にびっしりと魚がいたこと。
オホーツク海側に出ると恐ろしく何にもない。
そして常時風が強く吹いている。
風速表示は4〜7m/sくらいだったか。
二輪で80〜100キロ出してて、その風はちょっと走りにくい。
猿払村で休憩。
ずっとハーレー兄ちゃんが追いかけてきているのは気付いていた。
駐車場は広いのにわざわざ隣に停めてくる。
ハーレー乗りは苦手だけど挨拶くらいしなきゃ、
そのように思い「こんにちは」と言うと目だけ合わせて無視された。
これだから大排気量のアメリカンは嫌いだ。
金のかかったアメリカン乗りはお高くとまってるし、
集団の中にいても自分のスタイルを崩さずに相手にばかり気を遣わせる。
魅力的な人間がスタイルを貫けば良いんだけど、
魅力的じゃない人間もすごくいっぱいいる。
些細なことだけど俺は不機嫌になった。
猿払から浜頓別へ向かう。
クッチャロ湖は何が良いのか分からないけど、ぼーっと過ごすには良かった。
浜頓別町に泊まろうと思っていたけど、目的のライダーハウスは潰れていた。
さぁ、大変だ。
日は暮れて気温は下がっていく。
20キロ離れた中頓別町のライダーハウスへ行くことにした。
そのライダーハウスは何が気に入らないってわけじゃないけれど、
何か落ち着かなかった。
そこを拠点に数ヶ月間北海道にいる常連ライダーオンリーの中、
一人ぽつんと坐っているから、何をして良いのか分からない。
常連さんは俺の分からない話題ばかりするし、
俺がそれを聞いても簡潔すぎる返答ばかりで話の膨らましようもない。
彼らにとっては家みたいにくつろぐ場所だから
知らない人間に気を遣うような面倒なことはあまりしたくないんだろう。
どの宿も常連さんは無職で俺よりも中途半端に年上が多い。
親父くらい年齢が離れてたり
30歳前後くらいの年上だったりすると何とかなるんだけど、
今夜は難しかった。
地元のエンデューロ・ライダー(断崖絶壁を登ったり越えたりするやつね)
が遊びに来てくれても、彼が本格的過ぎて何しゃべってるか分かんないし。
人間、違うこと自体を楽しめると便利なんだけど、理解不能はちと辛かった。
一人は一言も口利いてくれなかったな。
あとみんなエロい。
俺、全然フェミニストじゃないけど、
女性性を無視するほどの不潔な下ネタも嫌いだし、
どうしてそこまで露骨なエロが好きになれるか、
中学生くらいから同性に対して純粋に疑問。
本日は日曜日ということで札幌ナンバーなど北海道ライダーも多かった。
タンデムしているのも地元ライダーだろう。
後ろに乗っている女の子まで手を振ってくれるんだけど、
ちょっと寂しくなるから複雑な気分だ。
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