この雨にやられて(第2回北海道ツーリング21日目)
2004年9月29日 観光や旅
〔秘密メモ〕一人でつぶやき
フェリー内、朝も昼もコーヒーを飲みながら読書した。
夜8時15分舞鶴到着。
台風の影響の高波で舞鶴入港は遅れると思ったが、
それどころか早くついてしまった。
台風より早く着いたら台風直撃の中走ることになる。
全身雨装備で舞鶴市内を走るが前輪の跳ねる水が肩に届くほど冠水してた。
車もノロノロ運転で40キロくらいしか出さない。
ゆっくりしてたら台風来るじゃないか、アホと思いながら運転。
どんどん風雨は激しくなり、
何度も台風を凌いできたカッパの防水力が落ちたのか、
上半身に水がしみ込んできた。
頑張って綾部市内まで南下したが台風の弱まる気配がない。
そこで先に出発したT君を発見し、路肩で話す。
彼は明朝に用事があるから大阪に何が何でも帰るというので
途中まで付き合った。
大阪はR173を南下、京都はR27を南下。
その分岐点で挨拶して別れた。
俺は和知町に道の駅があるのを知ってたから気合いで走り続けた。
無事和知の道の駅に到着。
夜中に田舎の道の駅だから暗くて勿論無人。
トイレの鏡を見ると上半身びしょぬれ。
靴とヘルメットにも浸水。
ちょっとトイレットペーパーを拝借して靴につめタオルで体と髪を拭いた。
一旦休むと走る気力が失われた。
台風が過ぎるまで休むことにし、朝までかかるようなら野宿と決定した。
結果から言うと深夜3時くらいに雨は止んだ。
それまで物を乾かしながら、バイクを洗車し、
それが終わるとベンチで本を読んでいた。
親切なおじさんがホットの缶コーヒーを買ってくれてうれしかった。
一応悪いですよと断るが
「若いときは俺も世話になったさかいにな」
クールに去っていった彼の車を頭を下げて見送った。
このおじさんに好意を返せたらベストなんだけどそれは無理だし
俺も年をとったら若いライダーに優しくしようと思った。
おじさんが去ってから眠いので台風の中、ベンチで寝た。
屋根から水滴がたまに落ちるくらいで雨は当たらず良い場所だった。
小降りになったので気分よくR9を走った。
深夜の雨上がり。
RCサクセションの「雨あがりの夜空に」
をずっと歌いながら京都市を目指した。
朝4時に京都市内に着いた。
京都の街並みが懐かしかったがボケててしばらく土地勘が戻らなかった。
大宮の一本東の大通りが堀川とか。
総括してみるに北海道は楽しかった。
けどやっぱり俺の場合きゃいきゃいと無邪気に楽しいのではなく
苦しさあっての楽しさ。
観光旅行ではなく放浪。
旅行と言われるとすごく違和感がある。
写真に収めて満足、みたいなことはしなかった。
時間をかけるところはかけたし。
一日4000円(うちガソリン代で2000円)だから贅沢はしてない。
でもお金をかけなきゃいけないところは使った。
まだまだ北海道に居たかったけど、気が済むくらい味わった。
思いのままにふらふらするのは俺っぽくて良かった。
「酒場ロック」オムニバス 河島英五 スロートレイン 泉谷しげる LOSER RCサクセション 忌野清志郎 仲井戸麗市 椎名和夫 世良公則&ツイスト CD ビクターエンタテインメント 2003/06/21 ¥2,500酒と泪と男と女(河島英五)
春夏秋冬(泉谷しげる)
雨あがりの夜空に(RCサクセション)
あんたのバラード(世良公則&ツイスト)
さらば相棒(A.R.B.)
ダンシング・オールナイト(もんた&ブラザーズ)
ユー・メイ・ドリーム(YOU MAY DREAM)(シーナ&ロケッツ)
涙をふいて(三好鉄生)
ネグレスコ・ホテル(BORO)
雨に泣いてる(柳ジョージ&レイニー・ウッド)
YOKOHAMA HONKY TONK BLUES(松田優作)
夢みる頃すぎて(ACTION)
泣かないで(舘ひろし)
レモン・ティー(SONHOUSE)
フェリー内、朝も昼もコーヒーを飲みながら読書した。
夜8時15分舞鶴到着。
台風の影響の高波で舞鶴入港は遅れると思ったが、
それどころか早くついてしまった。
台風より早く着いたら台風直撃の中走ることになる。
全身雨装備で舞鶴市内を走るが前輪の跳ねる水が肩に届くほど冠水してた。
車もノロノロ運転で40キロくらいしか出さない。
ゆっくりしてたら台風来るじゃないか、アホと思いながら運転。
どんどん風雨は激しくなり、
何度も台風を凌いできたカッパの防水力が落ちたのか、
上半身に水がしみ込んできた。
頑張って綾部市内まで南下したが台風の弱まる気配がない。
そこで先に出発したT君を発見し、路肩で話す。
彼は明朝に用事があるから大阪に何が何でも帰るというので
途中まで付き合った。
大阪はR173を南下、京都はR27を南下。
その分岐点で挨拶して別れた。
俺は和知町に道の駅があるのを知ってたから気合いで走り続けた。
無事和知の道の駅に到着。
夜中に田舎の道の駅だから暗くて勿論無人。
トイレの鏡を見ると上半身びしょぬれ。
靴とヘルメットにも浸水。
ちょっとトイレットペーパーを拝借して靴につめタオルで体と髪を拭いた。
一旦休むと走る気力が失われた。
台風が過ぎるまで休むことにし、朝までかかるようなら野宿と決定した。
結果から言うと深夜3時くらいに雨は止んだ。
それまで物を乾かしながら、バイクを洗車し、
それが終わるとベンチで本を読んでいた。
親切なおじさんがホットの缶コーヒーを買ってくれてうれしかった。
一応悪いですよと断るが
「若いときは俺も世話になったさかいにな」
クールに去っていった彼の車を頭を下げて見送った。
このおじさんに好意を返せたらベストなんだけどそれは無理だし
俺も年をとったら若いライダーに優しくしようと思った。
おじさんが去ってから眠いので台風の中、ベンチで寝た。
屋根から水滴がたまに落ちるくらいで雨は当たらず良い場所だった。
小降りになったので気分よくR9を走った。
深夜の雨上がり。
RCサクセションの「雨あがりの夜空に」
をずっと歌いながら京都市を目指した。
朝4時に京都市内に着いた。
京都の街並みが懐かしかったがボケててしばらく土地勘が戻らなかった。
大宮の一本東の大通りが堀川とか。
総括してみるに北海道は楽しかった。
けどやっぱり俺の場合きゃいきゃいと無邪気に楽しいのではなく
苦しさあっての楽しさ。
観光旅行ではなく放浪。
旅行と言われるとすごく違和感がある。
写真に収めて満足、みたいなことはしなかった。
時間をかけるところはかけたし。
一日4000円(うちガソリン代で2000円)だから贅沢はしてない。
でもお金をかけなきゃいけないところは使った。
まだまだ北海道に居たかったけど、気が済むくらい味わった。
思いのままにふらふらするのは俺っぽくて良かった。
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