石井いさみ『750ロック』ぶんか社1986年
ライダーの憧れの的、大型マシーン750はそこに、多くの青春ドラマを生み出してきた...。

短編集です。
硬派な「オートバイと青春」のストーリーは
「バイク」でも「モーターサイクル」でもなく
「オートバイ」であるところが重要です。
オートバイが生活の足でもなく旅文化でもなく、
青春そのものであった時代が背景です。
僕には古臭くて面白くありませんでした。
無駄に派手で旧弊の男臭さが特に嫌です。
オートバイの全く登場しない話も収録していますが手法はほとんど同じです。
70年代中盤〜80年代中頃までの哀愁を味わいたい方には
オススメできるわけですが、
私はこの無理矢理哀愁を醸すところに質の低さを感じます。

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