せっかくの京都じゃないか
2004年10月22日 日記・雑記画像は時代祭の描かれた風呂敷です。
京は(今日は)
時代祭と鞍馬の火祭の一日でした。
時代祭は京都三大祭のひとつ、
鞍馬の火祭は京都三大奇祭のひとつです。
以下時代祭に関して京都新聞の説明です。
京都の誕生日10月22日に「一目で京の都の歴史と文化が理解できるものを」「京都をおいて他にはまねのできないものを」というもので京都人のこころいきと誇りがふんだんに織り込まれています。
こんな感じにそれぞれの時代の格好をした行列が
京都市街の大通りを歩いて行きます。
以下は平安神宮による説明から引用です。
【明治維新時代】維新勤王隊列 幕末志士列
【江戸時代】徳川城使上洛列 江戸時代婦人列
【安土桃山時代】豊公参朝列 織田公上洛列
【吉野時代】楠公上洛列 中世婦人列
【鎌倉時代】城南流鏑馬列
【藤原時代】藤原公卿参朝列 平安時代婦人列
【延暦時代】延暦武官行進列 延暦文官参朝列 神饌講社列 前列 神幸列 弓箭組列
うまく衣装を揃えていても若者のかつらの陰には
茶髪やピアスがあってちょっと笑えました。
おじさんやおじいさんも歩きタバコをしたりで
お世辞にも行儀が良いとは言えませんね。
重い調度品を運んだりするわけで祭りへの参加はきつい肉体労働です。
明らかに面倒臭そうな人間も幾人かいました。
でも大勢は誇りを持ってやっているようです、表情からすると。
行列の始めから終わりまで全てを見るのに2時間以上かかりました。
思ったより長くてびっくりでした。
夕方、友人と原付2台で京都精華大前まで乗りつけ
そこから叡山電鉄に乗り換えました。
電車内は首都圏のラッシュアワー状態で人間を無理矢理詰め込んだから
みんな身体が地面と70度くらいに傾いていました。
僕は両足を地面につけることすらできませんでした。
変な筋肉を使って翌日筋肉痛になったのは言うまでもありません。
鞍馬は普段と違って人だらけでした。
火祭は派手です。
鞍馬海道に沿った民家からたくさんのたいまつが
由岐神社方面に運ばれていきます。
重いものは100キロあるみたいです。
伝統が大事だとは特に思ったことはないですが
例えば志賀直哉が見物したことを思い出すと
時代を超えて一緒の体験をしたということがなんだか嬉しいものです。
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