だから「若者」でくくるなってば

本日は運転免許の更新に行ってきた。

講習に際して公安委員会の方が挨拶をする。
キミたちは若いから知らないだろうけど
今日は日本とアメリカが戦争を開始した日であります。

また始まった、と思った。

悪いけど真珠湾攻撃だけでも2，3時間以上語れるぞ、俺は。
自分は生まれてなくてもウチのモノは旧陸軍も旧海軍も被爆者もいるから
太平洋戦争一般は「若者」にしちゃ相当に詳しいと思うけど。

ちなみに中高生あたりの教科書に載っている写真は
大抵は米海軍・戦艦アリゾナの轟沈シーンであります。

「トラ・トラ・トラ」や打電ミスの宣戦布告は有名だけど
実はアメリカは真珠湾攻撃を知っていたけど
日本を悪者にしたかったから奇襲に仕立てあげた話や
太平洋艦隊には空襲を伝えず（要するにわざとやられたわけだ）
身内の米海軍キンメル大将をスケープゴートにした話は
全然知られていない。
原爆も絶対に早期終戦のためではなく、
どれくらい人間を殺せるか殺傷能力を試したくて、
当時わざと空襲せずにとっておいた人口の多かった都市
広島・長崎・小倉・横浜・新潟・京都をデリケートに選定し
（横浜は途中で投下目標から外れたから「横浜大空襲」を被った）
（京都に関しては古都の文化財を保護するためは落とさなかった→ウソ）
（日本が降伏するのが遅かったら3発目を京都に落とす準備をしていた）
日本占領におけるソ連への優位を決定付けたくて
原爆投下したくてしたくてたまらなかった話も同様。
以上は全部感情論ではなくて全部客観的史料揃ってるからね。

要するに勝てば官軍はあながち間違っていない。
日本の負け方が悪いのは確かだけど。

真珠湾攻撃を始めとして爆撃機や攻撃機の重要性が高まったわけだけど
当時旧日本軍にも米軍にも空軍というものはなくて
陸軍の航空隊と海軍の航空隊があっただけなのでヨロシク。