庶民文化にごちゃごちゃ言う

関東・北陸以西に繁殖、一般用には栽培困難。

なにが？かというとウラジロ。
正月のしめ縄なんかに使うアレだ。
ウチは田舎なので近所を散歩しているとウラジロがある。
朝はこいつを摘みに行った。

晩からテレビの前に居坐った。
例えば曙とシウバが負けるのを確認し
「さくらんぼ」と「one night carnival」と「マツケンサンバ?」を観て
「あるある探検隊」「ギター侍」のリズムを耳に入れた。

一番熱くなったのは安生洋二復帰戦かな。
にわか格闘技ファンは彼のことを知らないだろうけど
10年、20年とプロレス・格闘技を観ているなら知っていて当然。
グレイシー一族を知っているのも一般人では少なかった当時
安生は先駆けて闘った。
UWFとかUインターとかを知らなくても格闘技通ぶれる現在に対して
「全く近頃のにわかファンは」と言いたくなりかけるひと時だった。
見るも無残、安生は腕をやられて負けてしまった。
悲しかったな。

テレビで一番笑ったのは長井秀和。
お笑いがブームだろうとそうでなかろうとどっちでもいいんだけど
彼は好きだ。

ところで陣内智則。
どうしてもこいつの笑いが分からない。
嫌いではないけど好きになれない。
キー局と違って関西では彼、めちゃくちゃテレビに出演しまくっているから
絶対食わず嫌いじゃないと断言できる。
で、陣内についてだが、関西人と関連して言いたいことがある。

「関東の笑いは作った笑いで無理矢理やねん」
「関東のネタっぽい笑いが堪えられへん」
という関西人が多い。
口の悪い自分は大阪（関西）中心で
東京と肩を並べたがる関西人が笑えるんだけど。
笑いの文化の違いなだけでどっちの質が高いとかいう問題ではないと思う。

上記の批判をする関西人の中で陣内を支持する人間が分からない。
だって彼、つっこみとかは関西ベースだけどネタは東京風味だと思うんだけど？

「東京は投げっぱなしジャーマンスープレックス」とは大槻ケンヂの弁。
同感。

自分はどっちでも楽しければいいと思っている。
確かに独自な笑いの文化を持った関西は魅力的だけど
自らが世界で一番正しいという聞く耳持たないタイプの
関西人の世界の狭さは嫌いだな。
自分の言いたいことをがぁがぁ言って
しょーもない自分がいかにすごいか語らなきゃ気が済まないんだもん。