大家にせかされて京都の下宿を引き払うことになったので
せっかくの広島だったけれど、誰にも帰広していることを知らせずにさっさと実家を発った。

電車の乗り継ぎをしているときに携帯電話が鳴った。
人事部長からだった。

「ヨリミチさん、関西に行ってくれるか?」
「はい」

そういう会話だった。
人事決定は1月、2月で決まると言っていたがなかなか決まらずに3月中旬になった。
引越しや家探しと研修を考えるとぎりぎりだった。
同じ地域にとどまり続けるのはあまり好きじゃないが関西なら我慢ができる。
そこそこに都会だし、歴史と文化の蓄積は世界有数だ。
しかし首都に住みたいという思いが若干それを上回っていただけに少々残念だった。
あくまで関西は我慢ができるのであって満足ではない。
でも関西はまだまだ知らないことが多いので文句ばかり言っていられない。

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