悔しいという気持ち

2005年4月1日日記・雑記

どこでも行われていたようにウチでも入社式なるものがあった。
新入社員の数が少ないので全員が紹介に与った上に
一人一人軽いスピーチをする時間まで与えられた。
立派なことを言う必要はないが、
ここぞというときにちゃんとしゃべれないような人間は入社できなかったようだ。

僕は営業ということでモバイル用のパソコンをもらった。
人前でモバイルするのは「できる人」みたいで何か嫌だ。

本社を出る前にビルの上から下まで1階ずつ挨拶をしていった。
挨拶というと丁寧に一人一人に感じるかもしれないが
僕の場合はいちいち一人一人する時間も労力もないので
部屋の入り口に仁王立ちして、野球の声出しの大声で、叫んでいった。
ビクッと振り返る人が多かったのは気持ちよかった。
十分に仕事の邪魔になっていただろうがインパクトは残した。

この夜も飲み。
しかしこの偉い人がすごい酔っ払いで、
武勇伝のひけらかしと重役への悪口とセクハラが見苦しかった。
あの方が立派な仕事をたくさんやってこられたのは結構聞いてきた。
でも僕は嫌いだ。
子ども染みているが話したくないから話さなかった。
でも盗むところは学ぶべきところは山ほどある。
悔しいけれどまだまだヒヨッコなのだから今は太刀打ちできない。

酒で脳ミソがとろとろになって東京の生ぬるい風に吹かれ不快だった。
酒気が抜けてそれを冷たく感じるのはもっと不快だった。