恋しや京都

とある某有名企業の関連会社に約束を2週間連続で無視された。
一回目の苦情は事務っぽい女性が対応だったが
口だけの「申し訳ありません」で「そうしますと次回はいつになさいますか？」
その「次回」が誰のせいだと思っているのか…、全く。
二回目はちゃんとした社員らしく丁重に謝罪してきた。

怒り主（造語）が怒りを鎮めるには…、
女性社員が出向くよりも男性社員が平身低頭詫びる方が許されやすい。
他社に努めている女性（営業）が実感を込めて体験談を話してくれた。

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彼女がびっくりするようなうっかりミスをした。
電車で京都方面と大阪方面を乗り間違えるというミスだ。
梅田に着いてから気付くというまぬけっぷり。
4年間京都に住んでいたというのにビックリだ。
電車乗り間違いと会社の同僚とうまくいっていないのとで彼女は不機嫌だった。
不機嫌の原因は僕に全く関係ないわけで、
僕にあたるのはお門違いとしか言いようがないのだが
女の子は色々大変なので、男はがまんがまん。
京都に着くまでには彼女は機嫌を直した。

京都市内の駅構内はどこも人だらけ。
花見客が大量に京都になだれ込んでいた。
気ままに京都に住まっていた僕はうんざりする。
京都はやはり住むには楽しいが観光客として訪れるには気力が要る。

木屋町・東山・出町柳・一乗寺・三条・四条河原町とまわった。
鴨川は大学生の大騒ぎで、家族連れが木の陰に追いやられていて
すごく嫌だった。

でも京都の空気を吸えたのはよかった。

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社会問題とか環境とか、を研究する真面目な学生が
どうして鴨川にゴミの山を築くのだろうか。
身の丈にあった問題もやらずに抽象的な知識ばかり集めて…。
法学をやるものが降雨のとき民家から傘を盗むのも同様。
ああいうファッションアイテムとしての学問をやる人間の多いこと。
これだから知識ばかりの自分さえよければいいという自己完結的な優等生諸君は嫌いなんだ。