ある日曜日

彼女のピンポンで目が覚めた。
それからずっと家にいた。
昼ごはんの外食と夕食の買出し以外。

彼女と仕事以外に何もしていない。
彼女を駅まで送った後に報告書を作成し始めた。
深夜に終えるとすぐに就寝。
この頃寝付きがすごくよい。
5分あれば寝られる。
睡眠不足だからか。

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昼ごはんは散歩がてら隣の駅まであるいて駅前のエスニック料理屋へ行った。
新住所は静かな住宅街にあるおかげでほとんど外食するお店がない。
チェーン店も隠れた名店も雑誌に載る店もない。

夜ごはんはカレーを作ってもらった。
特にグルメでもない僕は子どもみたいにカレーが好きなのだった。
前世はインド人に違いないと言われる始末。
そういえば寝顔は仏像に似ているような気もする。

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ずっと京都の下宿との比較が続くのだけれど
「食」は京都の方がずっと良かった。
大阪を味わうのはまだまだこれからだけど。
何十年も京都・大阪を味わっている上司たちもこう言う。
「京都の方がうまいに決まってるやんけ」
僕が思うに、金の問題があるから京都の勝ちになるのかなと。
大阪はチープなグルメというか食いだおれ文化だから
安くてうまいもの（そこそこに食える範囲でうまいものという隠れた条件があり）
色々はあるのだけど「ここ」っていうものが少ないように感じる。
安くてそこそこにうまくてチェーン展開しているお店が多いのだ、きっと。