三ノ宮で降りたのはどれくらいぶりか。
心の中での第一声だった。

そうは言っても手帳を見返せばきっと半年に一度くらいは来ているのが確認できるだ。
しかしそんな野暮なことはしてはいけない。

思えば僕は色々な人と神戸の街を歩いたような気がする。
不思議なのが色々な女の子であるはずなのに、
もうただの「色々な人」になっていること。

過去は変わらない。
過去の事実は変えようがない。
しかし時間の流れであったり想いという力であったりを捉えなおしてみると
現在・未来が変わるかもしれない。

彼女の過去がオススメするお店たちをめぐってきた。
トアロード、北野坂、元町、南京町。

我々は価値観が合う、と思う。

神戸。
彼女の蓄積したものを溶かして味わっているようだ。

街、その人を抱えた街、こいつの巡り方は甘美なひと時だ。

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