バカモノ

2005年6月1日 日記・雑記
ちょっと思い出すことがある。
就職活動でY賣新聞の説明会に参加したときのこと。

上司に「このウスノロが」と怒鳴られ尻を蹴飛ばされ
喜ぶようじゃなければ記者は勤まらない。

ウチはブンヤみたいに世間に対して威張れる仕事じゃないけれど
情報を主に紙媒体で製造するという点で同じ業種だ。

ああそうだね、マゾっ気ある方がこういう仕事は向いてるだろうよ。
毎日何度でも僕を罵倒しておくれ。
申し訳ございませんと一日何遍でも謝ってあげよう。

1ヶ月30日働け。
1に仕事2に仕事3、4も仕事5も仕事。
プライベートだとかふざけたこと言うんじゃない。
帰宅して子どもを抱きたくてもそれはぐっとこらえて妻に任せろ。
甘いことを考えちゃいかん。
お前は働くことで一家を支えればいいんだ。


以上は割と高齢の管理職のお言葉。
彼らが僕を指導するんだから、そりゃ暇ができるはずがない。
暇ができないから無理矢理に暇を作る。
僕はまだワカモノだからな。
仕事が嫌になってやめることはしないが
一つの仕事を定年まで勤め上げるのはすごく嫌だ。

そんなことしなくても生きていける。
まだまだ世界は広いはずさ、きっと。
その前に旧世界の狭さも知らなきゃいけないんだ、きっと。

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