みんな必死なんだねぇ
2005年6月22日 日記・雑記
「ニュース論説」を検索しても出なかった記事を少々取り上げよう。
共×通信より
毎×新聞より
ううん?
立派な仕事している人間が80パーセント近くだったらもっと世界はしっかりしてるよ。
そう思ったね。
しかもそれほどの割合が「勝ち組」ならそれはもはや「勝ち組」という呼び名ではないし、
徒競走でみんな一斉に仲良く横並びでゴールしましょうってやつとそっくりだ。
僕も新入社員だけど、全然自分を立派だと思えない。
そもそも学生から社会人になったことで、それほど騒ぐこと自体がどうしようもない。
騒ぐ人間はそれほど甘い学生生活を送っていた、それだけのことだ。
僕も確かに特殊な仕事をやってはいるが、それを世間に対して発表したくないし例えば
「いやー俺の仕事変わっててさぁ、大変なんだよ」と言いながら
内心、その「忙しさ」や「大変さ」を誇りに思ったり、なんてことはしない。
学歴問題と一緒で、就職先の問題も不毛。
みんな自分の境遇を肯定したくて狭い世間で比べあって。
せせこましくて嫌になる。
自身の仕事を誇りに思うのはいいことだ。
ただ素朴に思う人間はいい。
しかしそれを発展どころか卑小な自身の自己確認をするために
「勝ち組」とかに集約している人間の多いこと。
相対的に考えてどうだ、じゃなくて、自身の絶対化で幸せを考えたらいいのに。
就職前から思っていた社会人一年目の人間の特徴。
・そこそこの会社に就職できた自身を認めて欲しい
・自分のやっている仕事はそこそこに特殊だと思っている。
・自分のやっている仕事は特殊で難しいと思っている。
・新人なのにその難しい仕事を頑張っている自分を褒めて欲しい。
挙げるときりがないからやめておく。
こうやってちょこちょこと書いてみると少しはすっきりしたのか
新入社員の「若者」はバカだけど健気だと妙に納得するところもあったり不思議なもんだ。
共×通信より
8割が就職の「勝ち組」 新入社員の意識調査
新入社員の77%が自らを就職活動での「どちらかといえば『勝ち組』」と考えている−−。財団法人社会経済生産性本部が、22日までにまとめた新入社員の意識調査で分かった。
同本部は「パートや派遣などが増える厳しい環境の下、正社員という安定した身分を獲得したとの思いからではないか」と分析している。
「デートの時、残業を命じられたら」という設問では、仕事を選ぶ人が79%、デート派は21%。仕事派は女性が82%で、男性(76%)を上回った。
ドライと思われがちだが、生活の価値観では「先輩、後輩など上下関係のけじめが大切」が、就労意識でも「仕事を通じ人間関係を広げたい」がいずれも1位で、人間関係を強く意識していることがうかがえた。
毎×新聞より
[新入社員意識]5人に1人が就職活動の「負け組」と認識
今年の新入社員の2割強は就職活動での自分を「負け組」と認識していることが22日、社会経済生産性本部と日本経済青年協議会の05年度「働くことの意識」調査で明らかになった。専修・専門学校と4年制大学卒でその傾向が強く、同本部は「依然として厳しい就職環境を物語っている」と分析している。
調査は今年3〜4月に国立オリンピック記念青少年総合センターで実施された新入社員研修の参加者を対象とし、3910人が回答した。「勝ち組」と答えたのは77.1%、「負け組」は21.4%で、男性の方が負け組の比率が高かった。負け組を学歴別にみると、専修・専門学校25.5%、4年制大学卒22.1%、普通高校卒21.7%の順に高く、正社員としての採用が決まりながら、就職先が不本意だった新入社員が5人に1人という結果だった。
また、「人間関係では上下のけじめが大切」「仕事を通じて人間関係を広げていきたい」「仕事をしていくうえで人間関係に不安を感じる」といった質問に対し、「そう思う」との回答が多く、同本部は「職場の人間関係が大きな関心事であり、対人関係が苦手な現代の若者の傾向を表している」とみている。
ううん?
立派な仕事している人間が80パーセント近くだったらもっと世界はしっかりしてるよ。
そう思ったね。
しかもそれほどの割合が「勝ち組」ならそれはもはや「勝ち組」という呼び名ではないし、
徒競走でみんな一斉に仲良く横並びでゴールしましょうってやつとそっくりだ。
僕も新入社員だけど、全然自分を立派だと思えない。
そもそも学生から社会人になったことで、それほど騒ぐこと自体がどうしようもない。
騒ぐ人間はそれほど甘い学生生活を送っていた、それだけのことだ。
僕も確かに特殊な仕事をやってはいるが、それを世間に対して発表したくないし例えば
「いやー俺の仕事変わっててさぁ、大変なんだよ」と言いながら
内心、その「忙しさ」や「大変さ」を誇りに思ったり、なんてことはしない。
学歴問題と一緒で、就職先の問題も不毛。
みんな自分の境遇を肯定したくて狭い世間で比べあって。
せせこましくて嫌になる。
自身の仕事を誇りに思うのはいいことだ。
ただ素朴に思う人間はいい。
しかしそれを発展どころか卑小な自身の自己確認をするために
「勝ち組」とかに集約している人間の多いこと。
相対的に考えてどうだ、じゃなくて、自身の絶対化で幸せを考えたらいいのに。
就職前から思っていた社会人一年目の人間の特徴。
・そこそこの会社に就職できた自身を認めて欲しい
・自分のやっている仕事はそこそこに特殊だと思っている。
・自分のやっている仕事は特殊で難しいと思っている。
・新人なのにその難しい仕事を頑張っている自分を褒めて欲しい。
挙げるときりがないからやめておく。
こうやってちょこちょこと書いてみると少しはすっきりしたのか
新入社員の「若者」はバカだけど健気だと妙に納得するところもあったり不思議なもんだ。
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