ということは悲しいことなのかもしれません。
心の居場所というか、大きく出るならば魂の居場所と言いましょうか。
そこは落ち着くべき場所であって、
そこに帰ることができるならば何が起きてもへっちゃらで
「おかえりなさい」と声がかかり、
もう自分は大丈夫だ、世界で一番落ち着く場所にたどり着いたんだから、
と問答無用に断言できる、とにかくやんわりと無条件に自分を包んでくれる場所だと思います。

自身を取り巻く環境の移ろい―身分や住居が変わっていってパートナーも変わっていく、
なんだか同じことのくり返しのようで不安になります。
いえ、彼らがみな同じだった。
そういうことはありません。
僕が変わらないのです。
表面上の移ろいは激しくてもいつでも心の奥底では孤独でたまりません。
この生活―労働や精神の磨耗―の意味さえよく分からなくなってしまいます。
取ってつけた回答は目をつぶって考えれば浮かびますがこじつけにしか思えません。
卑小です。
例えるならばペットや植物を育てながら彼らに自分の生存理由を問うような虚しさです。
(秘密に続きます)

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